カテゴリー: 退職・転職

  • 教育訓練給付金ってなに?スキルアップの費用が一部返ってくる制度のしくみ(2026年版)

    教育訓練給付金ってなに?スキルアップの費用が一部返ってくる制度のしくみ(2026年版)

    教育訓練給付金ってなに?スキルアップの費用が一部返ってくる制度のしくみ(2026年版)
    最終更新日:2026.02.03
    ざっくり言うと

    スキルアップや資格取得のためにスクールに通うと、数十万円〜数百万円かかることもありますよね。
    この受講費用の一部を、雇用保険から最大80%まで返してもらえるのが教育訓練給付金です。
    在職中でも使えるし、転職・退職後でも使えます。

    • いくら?受講費の20〜80%が戻る
    • 誰が?雇用保険に入っている人(在職中・退職後1年以内)
    • 3種類?一般 / 特定一般 / 専門実践
    • 講座は?厚労省が指定した講座のみ
    • 申請期限修了後1か月以内(専門実践は6か月ごと)
    • 窓口は?ハローワーク

    注意:どの講座でも使えるわけではありません。厚労省が指定した講座だけが対象です。「教育訓練給付金 講座検索」で事前に確認を。

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    そもそも、なんでスクール費用が返ってくるの?

    会社で働いていると、雇用保険に加入していますよね(給与明細を見ると「雇用保険料」として引かれているはずです)。

    この雇用保険は、失業したときの「失業手当」だけじゃないんです。「もっとスキルを磨いて、長く働き続けてほしい」という目的で、学び直しにかかる費用を一部補助する仕組みもあります。それがこの制度です。

    つまり「スクールや通信講座に通って、ちゃんと修了したら、払ったお金の一部を返しますよ」という流れです。

    ① 毎月の給与から雇用保険料を積み立て 会社員・パート問わず加入(雇用保険) ② 指定講座を受講して修了する 自分で選んで、自分で学ぶ ③ 修了後にハローワークへ申請 受講費の20〜80%が返ってくる! 受講費用はいったん全額自己負担→修了後に給付

    お金の流れのイメージ。先払い→修了→申請→給付の順番です。

    つまり「修了してからお金が戻る」仕組みです。受講中はいったん全額払う必要があります。修了前に辞めてしまうと、原則として給付はゼロになります。

    3種類あるってどういうこと?自分はどれに当てはまる?

    教育訓練給付金には3つの種類があって、種類によって給付率も上限も違います。どの種類になるかは「受ける講座がどの区分に指定されているか」で決まります。自分で選ぶのではなく、講座の区分が決めてくれるイメージです。

    一般教育訓練給付金(いちばん使いやすい)

    語学・IT・簿記など、幅広い資格・スキルアップ講座が対象です。給付率は受講費の20%、上限10万円です。「まずは試してみたい」層に向いています。

    特定一般教育訓練給付金(就職・転職に直結する資格向け)

    介護職員初任者研修・大型免許・社労士など、就職・転職に直結する資格が対象です。給付率は40%(条件を満たすと50%)、上限20万円(最大25万円)です。受講前に「訓練前キャリアコンサルティング」が必須になります。

    専門実践教育訓練給付金(看護師・保育士など中長期の資格向け)

    看護師・保育士・美容師など、修了に1〜3年かかる長期の資格コースが対象です。給付率は50〜80%、年間上限40〜64万円(最大で3年間、通算192万円)です。6か月ごとの申請と訓練前キャリコンが必要です。

    種類給付率上限(年)こんな人向け
    一般20%10万円幅広いスキルアップ・語学・IT等
    特定一般40〜50%20〜25万円就転職に直結する資格(介護・IT等)
    専門実践50〜80%40〜64万円看護・保育・美容師など長期資格

    「条件を満たすと給付率が上がる」って書いてある場合、資格を取って就職が決まった後に差額が追加で支給されるイメージです。まず基本の給付を受けて、条件達成後にボーナス分が戻る、と覚えると混乱しません。

    いくら戻ってくるの?計算方法をざっくり教えて

    計算式はシンプルです。「自分が実際に払った受講料 × 給付率」が戻ってくる金額です。ただし上限があります。

    受講料って何が含まれる?

    入学料+受講料が対象です。交通費・テキスト代・受験料は原則含まれません。また、会社が負担してくれた分や割引後の価格が基準になるので、自分が実際に払った額がベースになります。

    計算のイメージ(例)

    受講費用一般(20%)特定一般(40%)特定一般(50%)
    10万円2万円4万円5万円
    30万円6万円12万円15万円
    50万円10万円(上限)20万円(上限)25万円(上限)
    一般教育訓練は、給付額が4,000円以下の場合は支給されません。受講費用が2万円以下の講座は実質対象外になります。

    専門実践の場合は「年ごと」に計算する

    専門実践は1年ごとに上限があります。年80万円の学費でも、基本給付(50%)の上限は年40万円です。修了後に条件を満たすと、差額分が追加支給されます。

    「差額が追加で出る」という部分、少し複雑に聞こえますよね。たとえば年40万円の受講費なら、受講中は50%(20万円)が6か月ごとに出て、資格を取って就職できたら70%に引き上げ(+20%で8万円追加)、さらに賃金が上がれば80%に引き上げ、という流れです。修了してから振り返って支給額が増える仕組みです。

    自分は対象になる?条件を確認したい

    条件は大きく2つです。「雇用保険に入っている(入っていた)こと」と「加入期間が足りていること」。意外とシンプルです。

    条件① 雇用保険に入っている(入っていた)

    在職中なら受講開始日に雇用保険の加入者であればOKです。退職している場合は、退職日の翌日から受講開始日まで1年以内であれば対象になります(育児・傷病などで受講できない期間があった場合は最大20年まで延長できます)。

    「雇用保険に入っているか」は、給与明細で確認できます。会社員・派遣社員・パートなど幅広く加入しています。自営業・フリーランスは基本的に加入できないので、この給付も対象外になります(一部の特別加入制度を除く)。

    条件② 雇用保険の加入期間(支給要件期間)

    給付を受けるには、一定期間雇用保険に入っている必要があります。ポイントは「初めて申請する人は短縮される」こと。

    種類原則初めて申請する場合
    一般・特定一般3年以上1年以上でOK
    専門実践3年以上2年以上でOK
    前の職場と今の職場で雇用保険の加入期間が合算される場合があります。離職期間が1年を超えていなければ、加入期間を通算できます。

    再受給には間隔が必要

    以前に教育訓練給付金をもらったことがある場合、前回の受講開始日から3年以上経過していないと、原則として再び受給できません。

    どうやって受け取るの?手続きの流れを教えて

    手続きの基本は「修了後にハローワークへ書類を出す」だけです。ただし、特定一般・専門実践は受講前にも手続きが必要なので注意が必要です。

    一般教育訓練 特定一般・専門実践 ①指定講座を探す・申し込む (受講開始前に支給要件照会も可) ①指定講座を探す・申し込む (次のステップが必要→) ②訓練前キャリアコンサルティング 受講開始日の2週間前までにHW ②講座を受講する 全額自己負担で受講 ③受給資格確認 ジョブ・カードを作成・HW提出 ③修了後1か月以内に申請 HWへ書類を提出(e-Gov可) ④受講・修了する 専門実践は6か月ごとに申請 ⑤修了後1か月以内に申請 資格取得・就職で追加給付あり →給付金が振り込まれる

    左:一般教育訓練/右:特定一般・専門実践の手続きの流れ

    申請はオンライン(e-Gov)でもできる?

    一般・特定一般・専門実践の支給申請は電子申請(e-Gov)でも対応しています。ただし、教育訓練支援給付金(失業中の生活費支援)は失業認定が必要なため、窓口対応が必要な手続きが残ります。

    申請期限が短い! 修了後1か月以内(専門実践は6か月ごと+修了後1か月)。この期限を過ぎると不支給になります。修了日が決まったらすぐカレンダーに入れてください。

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    特定一般・専門実践は受講前のキャリアコンサルティングが必須です。どの講座を選べばいいか迷ったら、無料のキャリア相談を活用するのが近道です。

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    こういうときどうなるの?ケース別に確認したい

    在職中にIT資格を取りたい(一般 or 特定一般)

    会社で働きながら受講できます。雇用保険の加入期間が1年以上(初回)であればOKです。修了後1か月以内にハローワークへ申請します。

    退職して転職活動中に資格を取りたい

    退職日の翌日から1年以内に受講を開始すれば対象になります。特定一般なら給付率40〜50%が狙えます。ただし、受講開始日を後ろ倒しにしすぎると「1年以内」の期限に引っかかるので注意です。

    育児中で復職前に取りたい

    育児・妊娠・出産などで受講できない期間があった場合、本来の「退職後1年以内」という期限が最大20年まで延長されます。まずハローワークに「適用対象期間延長の手続き」をしておきましょう。

    看護師の資格を取りたい(専門実践)

    指定課程に進学し、6か月ごとに申請します。在学中は受講費用の50%を受け取り、修了して国家試験合格+就職が決まれば70%に引き上げ(差額を追加支給)、さらに賃金が受講前より5%以上上がれば80%になります。

    会社が受講費を出してくれる場合

    教育訓練経費は「本人が実際に負担した額」が基準です。会社が立替・補助した分は差し引いて申請します。

    どのケースでも「受講開始日」が要件判定の基準日になります。申し込みの日や入金の日ではなく、実際に受講を開始した日(通信制は教材の発送日)が起点です。

    「失業手当」や「職業訓練」と何が違うの?

    退職・転職まわりの制度マップ 教育訓練給付金 自分で選んだ指定講座 受講費の20〜80%が戻る 失業手当(基本手当) 退職後の生活費を補う 給付金とは目的が違う 求職者支援制度 雇用保険なし→訓練+月10万円 教育訓練給付金とは対象が違う 公共職業訓練(無料) HW指示で受ける職業訓練 受講料無料だが講座の選択肢が限定 教育訓練支援給付金 専門実践×失業中→生活費を補う

    それぞれ目的・対象・申請先が違います。複数を組み合わせられるケースもあります。

    求職者支援制度との違い

    求職者支援制度は雇用保険に入っていない人向けの制度です。職業訓練を受けながら月10万円の手当を受け取れますが、受講できる訓練の種類は決まっています。自分で好きな講座を選んで給付金をもらう教育訓練給付金とは入口が違います。

    公共職業訓練(ハロートレーニング)との違い

    ハロートレーニングはハローワークが指示して受けるもので、受講料が無料の訓練が多いです。一方、教育訓練給付金は「自分で選んで、自分で申し込んで、修了後に費用が返ってくる」スタイルです。

    教育訓練支援給付金との違い

    専門実践を受講中で、失業状態にある人を対象にした「生活費を補う給付」です。専門実践教育訓練給付金(受講費用の給付)と別々の給付で、要件を満たせば両方受けられます。

    みんなが気になるQ&A

    Q. 退職後1年を過ぎてしまったら、もう使えない?

    A.妊娠・出産・育児・病気・ケガなどで30日以上受講できない期間があった場合、期限を延長できます(最大20年)。該当する場合はハローワークで「適用対象期間延長届」を出してください。

    Q. 通信講座の「受講開始日」はいつ?

    A.通信制は教材等の発送日が受講開始日です。指定教育訓練実施者が証明します。要件判定はこの日が起点になるので、「離職後1年以内」の確認は発送日ベースで計算してください。

    Q. 途中で辞めたらどうなる?

    A.原則として「修了」が要件なので、未修了だと給付対象外です。やむを得ない理由がある場合の扱いは個別にハローワークで確認してください。

    Q. もらったお金に税金はかかる?

    A.雇用保険からの給付は非課税扱いが一般的です。ただし、健康保険の被扶養者認定(年間収入の判定)には影響する場合があるため、扶養に入っている方は加入している保険者に確認することをおすすめします。

    Q. 会社が費用を出してくれる場合も申請できる?

    A.申請できる金額は「本人が実際に負担した額」が基準です。会社が全額負担している場合は対象外、一部補助の場合は自己負担分のみが対象です。

    Q. 同じ年に複数の講座を申請できる?

    A.同時に複数講座を申請することは基本的にできません。また、前回受給から3年経過していないと再申請できません。計画的に講座を選ぶことが大切です。

    Q. 申請にはどんな書類が必要?

    A.主なものは「教育訓練給付金支給申請書(指定教育訓練実施者が記入)」「領収書(指定実施者が発行したもの)」「本人確認書類」「雇用保険被保険者証」などです。正確な書類は給付の種類によって変わるため、ハローワークの窓口でリストをもらうのが確実です。

    もっと詳しく知りたいとき(公式の情報)

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    教育訓練給付金と一緒に確認される制度です。

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    高等学校等就学支援金・給付型奨学金のしくみ

    高校・大学の費用を減らせる制度。教育訓練と一緒に検討している人も多いです。

    まとめ:今すぐやること(3つだけ)

    1
    講座が指定対象か確認する 「教育訓練給付金 講座検索システム」で、受けたい講座の指定番号・指定区分・指定期間を確認する。
    2
    自分の受給資格を確認する 雇用保険の加入期間(初回は1〜2年以上)と再受給制限(前回から3年経過)をチェック。不安なら受講前に「支給要件照会」を。
    3
    申請期限をカレンダーに入れる 修了後1か月以内(専門実践は6か月ごと)。期限を過ぎると不支給なので、修了日が決まったらすぐ記録する。
    講座の区分や個人の状況で例外があります。最終的な判断はハローワークで行われますので、受講開始前に窓口で受給資格を確認するのが最も確実です。

    © お金の制度ナビ

    記事の情報は最終更新時点のものです。制度の詳細は公式情報をご確認ください。
  • 求職者支援制度ってなに?無料で訓練を受けながら月10万円もらえるの?

    求職者支援制度ってなに?無料で訓練を受けながら月10万円もらえるの?

    求職者支援制度ってなに?無料で訓練を受けながら月10万円もらえるの?
    最終更新日:2026.02.02
    ざっくり言うと

    仕事を辞めたのに失業給付(失業保険)がもらえない、または受け取り終わってしまった――そういう人に向けて、無料でスキルを身につけながら月10万円の給付金ももらえる制度があります。
    これが「求職者支援制度」です。ハローワークで手続きして、訓練に通いながら就職を目指す仕組みです。

    • 訓練費用は?原則無料(テキスト代等を除く)
    • 給付金は?月10万円(条件あり)
    • 誰が使える?失業給付をもらえない離職者など
    • 訓練期間は?2〜6か月程度(コースによる)
    • 申し込み先は?ハローワーク(近くの窓口)
    • 注意点は?収入・出席率など毎月要件あり

    注意:雇用保険の「失業給付(基本手当)」や、在職者向けの「教育訓練給付」とは別の制度です。どれが使えるかはハローワークで確認できます。

    あわせて読みたい 失業給付(失業保険)ってなに?いくらもらえるの? 失業給付(失業保険)ってなに?いくらもらえるの? 会社を辞めたあとに受け取れる雇用保険の基本手当。金額の計算方法や申請の流れをわかりやすく解説。

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    訓練コースは分野が多く、どれを選ぶかで就職後の方向性が変わります。第三者のキャリアアドバイザーに話を聞いてもらうと、迷いがスッキリすることも多いです。

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    そもそもなんでこの制度があるの?

    日本には「雇用保険」という制度があって、会社員が仕事を辞めたとき、一定期間「失業給付(基本手当)」という生活費の補助がもらえます。

    でも、雇用保険に入っていなかった人(アルバイト・フリーランス・自営業など)や、すでに受け取り期間が終わってしまった人は、この失業給付をもらえません。

    「仕事は探しているけど給付がない、生活が厳しい…」という状況になってしまうんです。

    会社員など(雇用保険に入っていた) 退職後 → 失業給付(基本手当)を一定期間もらえる 一方、こういう人は… アルバイト・フリーランス・自営業廃業など 雇用保険なし → 退職しても失業給付がもらえない だから「求職者支援制度」がある 無料訓練+月10万円の給付金で再就職を支援

    雇用保険のある人・ない人と、セーフティネットの構造

    つまりこの制度、「失業給付の対象外になってしまった人のためのセーフティネット」なんです。無料でスキルを学べて、条件を満たせば月10万円ももらえる。ハローワークの支援も受けながら就職を目指せる仕組みです。

    月10万円もらえるの? 条件はなに?

    給付金(職業訓練受講給付金)は月10万円が基本です。ただし、もらうためには毎月いくつかの条件を満たす必要があります。

    お金まわりの条件(代表的なもの)

    • 自分の収入が月8万円以下
    • 同じ家族全体の収入が月30万円以下
    • 家族全体の貯金・金融資産が300万円以下
    • 今住んでいる場所以外に土地・建物を持っていない

    訓練・就活まわりの条件

    • 訓練の授業にほぼ毎回出席している(欠席してもやむを得ない理由があれば8割以上が目安)
    • 訓練中もハローワークで定期的に就職相談を受けている
    • 同じ家族で同じ給付金を受けている人がいない
    • 過去6年以内にこの給付金を受けたことがない

    注意が必要なのは、これらの条件が毎月チェックされる点です。たとえばアルバイトで月9万円稼いでしまった月は、その月の給付金が止まることがあります。「収入を抑えながら訓練に集中する」というのが基本の考え方です。

    給付金をもらえなくても訓練は受けられる:収入や資産の条件を満たさなくても、訓練自体は原則無料で受けられます。スキルアップだけを目的に利用することもできます。

    給付金だけでなく、訓練施設への交通費(通所手当、月上限約4万2,500円)や、遠方から通う場合の宿泊費(寄宿手当、月1万700円)なども別途支給される場合があります。

    誰が使えるの? 自分は対象?

    次のような人が対象になることが多いです。

    雇用保険に入っていなかった離職者 アルバイト・パート(加入要件を満たしていなかった)、フリーランス、自営業を辞めた人など。
    失業給付の受け取り期間が終わった人 雇用保険はあったけど、もう基本手当を受け取り終えてしまった人。
    一定収入以下で働いている在職者 正社員を目指したい、キャリアチェンジしたいという在職中の人も、条件によっては対象になります。
    学校を卒業したけど就職できていない人 世帯収入の条件を満たす場合は対象になることがあります。

    逆に、使いにくいのはどんなとき?

    • 今も雇用保険の基本手当を受給中の場合(→ まずは基本手当+公共職業訓練の流れになります)
    • 世帯収入・資産が条件を大きく超えている場合(訓練は受けられますが給付金は出ません)

    「自分は対象かな?」と迷ったら、まずハローワークに行って相談するのがいちばん確実です。離職票を持って行く必要はなく、まず「求職者支援制度について聞きたい」と伝えるだけでOKです。

    あわせて読みたい 失業給付(基本手当)ってなに?受け取れる期間と金額のしくみ 失業給付(基本手当)ってなに?受け取れる期間と金額のしくみ 雇用保険に入っていた人が退職後に受け取れるお金。手続きの流れもあわせて解説。

    どんな訓練が受けられるの?

    訓練には大きく2種類あります。

    基礎コース(まず基礎を身につけたい人向け)

    パソコンの基本操作、ビジネスマナー、文書作成など、就職に必要な基礎スキルを幅広く学べます。「社会人経験が少ない」「久しぶりに働く」という人に向いています。

    実践コース(特定の仕事スキルを学びたい人向け)

    IT・Webデザイン・プログラミング・介護・医療事務・経理・調理など、職種別のスキルをより実践的に学べます。「この分野で働きたい」という目標がある人に向いています。

    訓練期間の目安:2〜6か月程度のコースが多いです。平日昼間のフルタイムに近いスケジュールが一般的ですが、最近はオンライン型・eラーニング型のコースも一部で増えています。

    大切なのは、「就職したい仕事と訓練の内容が合っているか」を確認すること。「受かりそうなコース」を選ぶより、「修了後に使えるスキル」を基準にコースを選ぶ方が、就職後のミスマッチを防げます。

    講座比較サービス

    どのコースを選べばいい?分野・就職実績・オンライン対応を比較したい

    ハローワークの一覧だけではカリキュラムの詳細や就職実績が分かりにくいことも。求職者支援制度の対象講座を含む職業訓練スクールを、分野・受講スタイル・サポート内容で比較できるサービスを活用すると、自分に合ったコースが見つけやすくなります。

    • 無料で資料請求・比較できる
    • IT・Web・事務・介護など分野別に検索可能
    • オンライン対応コースも掲載
    無料で職業訓練対応スクールを比較する

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    どうやって申し込むの? 手続きの流れは?

    申し込みはすべてハローワーク経由で行います。流れはざっくりこんな感じです。

    1 ハローワークで求職登録・相談 「求職者支援制度を使いたい」と伝えてOK 2 キャリアコンサルティング 希望職種・経験をもとに、適したコースを検討 3 コース選択・申し込み・選考 面接・筆記などの選考がある場合もあり 4 訓練開始(給付金の支給スタート) 出席+定期的な就職相談で給付金を受け取る 修了→就職支援→採用!

    求職者支援制度の申し込みから修了までの流れ

    まず「ハローワークに行く」だけでOKです。離職票や書類をたくさん用意しなくても、最初は「求職者支援制度について聞きたい」と伝えれば、窓口が案内してくれます。どのコースが自分に合うか迷っていてもOKです。

    申し込みのタイミングに注意

    訓練コースには応募締め切りと開講日があります。「良さそうなコース」を見つけても、もう締め切りが終わっていたということも。気になるコースが見つかったら、早めにハローワークで確認しましょう。

    こういうときどうなの?(よくあるケース)

    アルバイトを辞めた場合

    アルバイトは雇用保険に入っていないケースも多く、その場合は失業給付が出ません。こういうときこそこの制度の出番です。ハローワークに行って「求職者支援制度を使いたい」と伝えてください。ポイントは収入がゼロまたは少ない間に動くこと。月収が8万円を超えると給付金の対象外になります。

    フリーランス・自営業をやめた場合

    廃業・廃止の場合も利用できます。ただし、廃業直後でも収入が残っていたり、資産が多い場合は給付金の対象外になることがあります。まずハローワークで相談しましょう。

    訓練中にアルバイトをしてもいい?

    訓練中のアルバイトは一概に禁止ではありませんが、月収が8万円を超えるとその月の給付金がもらえなくなります。出席率も下がりやすくなるので、訓練に集中することを優先するのが基本です。

    給付金をもらえなくても訓練だけ受けられる?

    受けられます。収入や資産の条件を満たさなくても、訓練の受講自体は原則無料です。スキルアップが目的なら、給付金なしで受講するという選択肢もあります。

    あわせて読みたい 教育訓練給付ってなに?在職中でも使える学び直しの補助 教育訓練給付ってなに?在職中でも使える学び直しの補助 雇用保険に入っている人向けの、スクール・通信講座の費用補助制度をわかりやすく解説。

    「失業給付」「教育訓練給付」とはどう違うの?

    名前が似ていてまぎらわしい制度がいくつかあります。整理するとこういう関係です。

    離職後・再就職・学び直しに関係する制度(主なもの) 条件が合えば複数を組み合わせて使えます 失業給付(雇用保険の基本手当) 退職後の生活費を一定期間補助する給付 → 雇用保険に入っていた人が対象 ← このページ 求職者支援制度 → 無料訓練+月10万円 失業給付が出ない人向けのセーフティネット 公共職業訓練(ハロートレーニング) 失業給付を受けながら無料で訓練を受けられる → 雇用保険受給中の人が主な対象 教育訓練給付 スクール・通信講座の受講費用の一部を補助 → 在職者・一定の雇用保険加入歴がある人向け

    就職・学び直しまわりの主な制度マップ

    自分がどれを使えるかは、「今、雇用保険に入っているか・入っていたか」で大きく変わります。わからない場合は、ハローワークの窓口で「自分はどの制度が使えますか?」とまとめて聞くのがいちばん早いです。

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    みんなが気になる Q&A

    Q. 失業給付をもらっている途中でも使えますか?

    A.基本的には別の流れになります。雇用保険の基本手当(失業給付)を受給中の人は、まず「公共職業訓練」を受けながら基本手当をもらい続ける、という流れが一般的です。求職者支援制度の給付金(月10万円)との併給はできません。自分の状況に合った使い方を、ハローワークで確認してみてください。

    Q. 少しアルバイトをしながらでも月10万円もらえますか?

    A.月収が8万円以下に収まれば、給付金を受け取りながらアルバイトをすることは可能です。ただし8万円を超えるとその月の給付金が止まります。仕送りや年金なども収入に含まれる場合があるため、詳細はハローワークで確認してください。

    Q. 欠席してしまったらどうなりますか?

    A.欠席が多くなると、その月の給付金が支給されないことがあります。やむを得ない理由がある場合でも、出席率8割以上が目安とされています。体調不良などで欠席する場合は、早めに訓練校とハローワークに連絡することが大切です。

    Q. 訓練が終わったあとも給付金はもらえますか?

    A.給付金は訓練受講中が対象です。訓練修了後は基本的に支給されません。修了後は、ハローワークによる求人紹介・面接対策などの就職支援を受けながら就職活動を進めます。

    Q. オンラインで受けられるコースはありますか?

    A.分野や地域によっては、オンライン対応のコースもあります。ただし出席の扱いや就職相談のルールはコースごとに異なるため、募集案内とハローワークの説明で必ず確認してください。

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    もっと詳しく知りたいとき(公式の情報)

    この記事はわかりやすさを優先して、細かいルールを省略している部分があります。最終的に正確な情報は、以下の公式サイトや、お近くのハローワークの窓口で確認してください。

    この記事は一般的なケースをわかりやすくまとめたものです。最終的な判断・必要書類は、あなたが利用するハローワークや訓練校の案内が基準になります。

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    最終更新日:2026.01.13
    ざっくり言うと

    失業中にハローワークで手続きをしていると、「思ったより早く仕事が決まった!」ということがありますよね。
    そういうとき、早めに就職するほどまとまったお金がもらえるしくみがあります。
    これが「再就職手当(さいしゅうしょくてあて)」です。失業給付の残り日数をもとに計算して、一時金として受け取れます。

    • いくら?残り日数×日額×60〜70%
    • 誰が?雇用保険の手続きをして早く就職した人
    • いつまでに?就職の翌日から1か月以内に申請
    • 給料が下がったら?「定着手当」で差額の一部を追加でもらえる
    • 残り日数が少なければ?就職困難者は別の「常用就職支度手当」がある
    • 自動でもらえる?もらえない。自分で申請が必要

    注意:給付の可否や金額は、離職理由・紹介経路・雇用形態などで変わります。「失業中に受け取る基本手当(いわゆる失業給付)」とは別の制度です。両方もらえることはできません(どちらか一方)。

    あわせて読みたい サムネイル 失業給付(基本手当)ってなに?いくらもらえるの? ハローワークで手続きをするとどうなるのか、金額の計算方法や受け取り方をわかりやすく解説します。

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    そもそも、なんで早く就職するとお金がもらえるの?

    ハローワークで手続きをすると、「基本手当(失業給付)」として毎月まとまった金額を受け取れますよね。

    でも、失業中ずっとお金をもらえる状態だと、「もう少し待って条件のいい仕事を探そうかな」となりがちです。その一方で、早めに就職するほど残りの失業給付をもらい切れないままになります。

    「早く働き始めたのに損をするのはおかしい」ということで、残り日数の一部をまとめてボーナスとして渡すしくみが作られました。それが再就職手当です。

    失業中(ハローワークで手続き中) 基本手当を毎回の認定日ごとに受け取る 早めに就職 ゆっくり就職 残り日数が多い → 再就職手当が多い 給付率70% 残り日数が少ない → 再就職手当が少ない 給付率60% 早く就職するほど、もらえる金額が増える!

    就職のタイミングと再就職手当の関係

    つまり、「早く就職したら残りの失業給付がもったいない…」と思わなくてOKです。残り日数が多いほど一時金が増えるしくみなので、早く動いた方が得になることがほとんどです。

    いくらもらえるの? 計算方法は?

    計算式はシンプルで、次の3つをかけ算するだけです。

    再就職手当額 = 基本手当日額 × 支給残日数 × 給付率(60%または70%)

    給付率はどっちになるの?

    就職したときに残っている日数で決まります。

    • 所定給付日数の3分の2以上残っている → 給付率70%
    • 所定給付日数の3分の1以上〜3分の2未満残っている → 給付率60%

    たとえば所定給付日数が120日の人なら、80日以上残っているときに就職すれば70%、40〜79日なら60%です。

    計算のイメージ(例)

    例1:給付率70%のケース
    基本手当日額 6,000円・所定給付日数120日・残り80日(3分の2以上)の場合
    6,000円 × 80日 × 70% = 336,000円
    例2:給付率60%のケース
    基本手当日額 6,000円・所定給付日数120日・残り50日(3分の1以上3分の2未満)の場合
    6,000円 × 50日 × 60% = 180,000円

    基本手当日額の上限(2025年8月〜)

    離職時の年齢基本手当日額の上限
    29歳以下7,255円
    30〜44歳8,055円
    45〜59歳8,870円
    60〜64歳7,623円

    下限は一律2,411円です。自分の日額は、雇用保険受給資格者証に記載されています。

    「自分がいくらもらえるか」は、受給資格者証に書いてある「基本手当日額」と「所定給付日数」を確認すればすぐ計算できます。就職日の前日までの残り日数で金額が決まるので、就職する前に一度計算してみると損得がわかります。

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    誰がもらえるの? 条件を確認しよう

    条件は複数ありますが、普通に転職活動をして就職した人なら、ほとんどの場合クリアできます。主なポイントを順番に確認しましょう。

    1
    ハローワークで受給手続きを済ませている 雇用保険の受給資格が決定されていること。さらに、受給資格決定後の7日間の待期期間が終わった後に就職していることが必要です。
    2
    残り日数が所定給付日数の3分の1以上ある 就職日の前日時点で、基本手当の残り日数が所定給付日数の3分の1以上残っている必要があります。
    3
    1年以上続けて働ける見込みの仕事に就職した 「1年以上継続して雇用される見込みがある」仕事であること。原則として、新しい勤務先で雇用保険の被保険者になっていることも条件です。
    4
    以前の勤務先や関連会社に戻る形ではない 辞めた直前の会社に再就職した場合は対象外です。資本関係・人事交流などで実質的に同じグループとみなされる会社も対象外になることがあります。

    自己都合退職で給付制限中のとき、追加の条件はある?

    自己都合退職などで給付制限がある場合、待期満了後1か月以内に就職するときは、ハローワークや認可を受けた職業紹介事業者の紹介による就職であることが必要です。1か月を過ぎた場合は紹介要件がなくなります。

    逆にもらえないのはどんなとき?

    • 過去3年以内に再就職手当または常用就職支度手当を受け取ったことがある
    • 受給資格の決定(求職申込み)の前から内定が決まっていた職場に就職した
    • 残り日数が所定給付日数の3分の1未満しかない(この場合は「常用就職支度手当」の対象になる可能性があります)

    「転職エージェント経由で内定が出た」「知人からの紹介」など、就職の経路がグレーな場合は、就職前にハローワークに確認しておくのが安全です。申請してから対象外と言われてしまうと手遅れになることがあります。

    申請ってどこに何をすればいいの?

    申請は自動ではありません。条件を満たしていても、自分で書類を用意してハローワークに提出する必要があります。

    再就職手当の申請(就職後1か月以内)

    1
    就職が決まったらすぐハローワークに連絡する 就職日の前日までに「就職日の届出」をする必要があります。
    2
    書類をそろえる 必要なのは、「再就職手当支給申請書」「雇用保険受給資格者証」「再就職先が作成する雇用証明書」などです。就職先に証明書の記入をお願いしましょう。
    3
    就職の翌日から1か月以内に申請する 申請先は、失業給付の手続きをしていたハローワークです。1か月を過ぎると原則として受け付けてもらえません。

    申請期限は意外と短いです。就職が決まったら書類の準備をすぐ始めて、1か月以内に必ず提出しましょう。カレンダーにメモしておくと安心です。

    あわせて読みたい サムネイル ハローワークの手続きって何をするの?失業給付の全体像 離職票の提出から受給資格の決定、認定日の流れまで、ハローワークでやることを順番に解説。

    就業促進定着手当の申請(就職後6か月経ってから)

    再就職先での給料が以前より下がった場合は、さらに「就業促進定着手当(ていちゃくてあて)」という追加の給付を受け取れることがあります。こちらは再就職から6か月が経過した翌日から2か月以内に申請します。

    必要書類は「就業促進定着手当支給申請書」「雇用保険受給資格者証」「6か月分の出勤簿と給与明細の写し」などです。

    再就職手当を申請して終わり、ではなく、6か月後にも手続きが必要な可能性があるということを覚えておきましょう。給料が下がった場合は申請忘れに注意です。

    再就職したら給料が下がった…補填してもらえるの?

    再就職手当を受け取ったあと、再就職先で6か月以上働いて、その間の給料が離職前より下がっていた場合に、差額の一部を補填してもらえます。これが就業促進定着手当(しゅうぎょうそくしんていちゃくてあて)です。

    いくらもらえるの?

    支給額 = (離職前の賃金日額 − 再就職後6か月間の賃金日額) × 6か月間の支払基礎日数
    ※ ただし上限あり

    ただし上限があって、「基本手当日額 × 支給残日数 × 20%」が上限になります(2025年4月以降に就職した場合)。

    例:離職前の賃金日額8,000円・再就職後が7,000円・6か月の支払基礎日数180日・基本手当日額6,000円・残日数80日の場合
    差額 × 180日 = 180,000円が理論上の補填額。
    上限は 6,000円 × 80日 × 20% = 96,000円 → 実際の受け取り額は 96,000円

    「給料が少し下がるけど、将来性のある会社に転職した」という場合に、この手当がセーフティネットになります。再就職手当とセットで活用できる制度です。忘れずに申請しましょう。

    残り日数が少なくても、もらえる手当はある?

    「残り日数が少ないから再就職手当の対象にならない…」という人向けに、常用就職支度手当(じょうようしゅうしょくしたくてあて)という別の給付があります。

    対象になるのは、障害のある方・45歳以上の高年齢者など、就職するのが特に難しいとされる人(就職困難者)が、失業給付の残り日数が所定給付日数の3分の1未満の段階で安定した仕事に就いた場合です。

    いくらもらえるの?

    常用就職支度手当額 = A × 40% × 基本手当日額
    A = 原則90(残日数が90日未満なら残日数。45日未満なら45とみなす)
    例:残り20日・基本手当日額5,000円の場合
    残り20日 < 45日 なので A = 45 とみなす
    5,000円 × 45 × 40% = 90,000円

    「残日数が少ないから何ももらえない」と思い込まないでください。就職困難者の条件に当てはまる場合は、ハローワークに確認してみましょう。セーフティネットとしての役割がある手当です。

    「失業給付」とはどう違うの?整理してみると

    「基本手当(失業給付)」と「再就職手当・就業促進手当」はどちらも雇用保険から出ますが、目的とタイミングがまったく違います

    基本手当(失業給付) 失業中の生活を支えるお金 認定日ごとに分割して受け取る 就職すると… 再就職手当 早く就職した分の残り日数を一時金で受け取る 就職後に申請・一度きり 6か月後に… 就業促進定着手当 給料が下がった差額の一部を補填 再就職手当を受けた人が対象

    失業給付 → 再就職手当 → 定着手当の流れ

    実務上は、まず再就職手当の対象になるかを確認。給料が下がりそうなら定着手当もセットで計画する。残り日数が少なくて就職困難者なら常用就職支度手当を確認する、という順で考えると整理しやすいです。

    口座・資金管理

    再就職手当が振り込まれたら、まず何をすればいい?

    まとまった一時金が入るタイミングは、緊急資金の確保や将来の貯蓄計画を立て直すチャンスです。高金利のネット銀行口座を開設して、生活費とは分けて管理しましょう。

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    2025年から変わったこと、ある?

    2025年に入って、この制度まわりでいくつか重要な変更がありました。

    就業手当が廃止された(2025年4月〜)

    以前は、パートや短時間の仕事に就いた場合に「就業手当」という給付がありましたが、2025年3月31日で廃止されました。今後は再就職手当・定着手当・常用就職支度手当が中心になります。

    定着手当の上限が引き下げられた(2025年4月〜)

    2025年4月1日以降に再就職手当の支給を受けた人からは、就業促進定着手当の上限が一律20%に変更されました(以前は給付率70%の場合40%、60%の場合30%でした)。

    基本手当日額の上限が改定された(2025年8月〜)

    賃金水準の見直しに伴い、各年齢区分の上限額が変更されています。上の金額表(29歳以下7,255円〜など)はこの最新の数字です。毎年8月に見直されるため、実際の申請時は最新情報を確認しましょう。

    上限額・下限額は今後も毎年8月に見直されます。最新年度の厚生労働省リーフレットと、受給資格者証に記載された額を必ず確認してください。

    みんなが気になるQ&A

    Qお金はいつ振り込まれるの?

    A申請から通常1〜2か月程度で振り込まれます。就職の翌日から1か月以内に申請し、ハローワークの審査後に支給されます。書類に不備があると遅くなることがあるので、提出前に確認しましょう。

    Q転職エージェント経由で就職したら対象になる?

    A給付制限がある場合(自己都合退職など)、待期満了後1か月以内の就職は「ハローワークまたは厚労大臣許可の職業紹介事業者の紹介による就職」が条件です。大手の登録型転職エージェントは許可事業者であることが多いですが、就職前に必ずハローワークで確認してください。

    Q再就職してすぐ辞めたら返さないといけないの?

    A不正受給でなければ全額返還とはなりません。ただし「1年以上継続する見込みの仕事」が前提なので、早期に離職する可能性が高い場合は申請前にハローワークに相談しましょう。再就職後に離職した場合、前倒しで受け取った分を除いた残り日数で基本手当を再び受けられることがあります。

    Q申請するの忘れてた…もう遅い?

    A残念ながら、原則として就職翌日から1か月を過ぎると申請できません。ただし、病気や天災などやむを得ない事情があった場合は例外が認められることもあるため、まずはハローワークに相談してみてください。

    Q起業(独立・フリーランス)でも対象になる?

    A要件を満たせば対象になります。ただし「事業の開始」については就職とは扱いが異なる部分があるため、開業の前にハローワークで確認することを強くおすすめします。動いてから後悔しないよう事前相談が大切です。

    Q再就職手当と常用就職支度手当は両方もらえる?

    A同じ就職について両方を受け取ることはできません。残り日数が所定給付日数の3分の1以上あれば再就職手当、3分の1未満で就職困難者なら常用就職支度手当、という形でどちらか一方が対象になります。

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    もっと詳しく知りたいとき(公式の情報)

    この記事はわかりやすさを優先して、細かいルールを省略している部分があります。最終的に正確な情報は、以下の公式サイトや、ハローワークの窓口で確認してください。

    この記事は一般的なケースをわかりやすくまとめたものです。最終的な判断・必要書類は、あなたが手続きをしているハローワークの案内が基準になります。

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  • 失業したらもらえるお金って何?失業給付(基本手当)のしくみ

    失業したらもらえるお金って何?失業給付(基本手当)のしくみ

    失業したらもらえるお金って何?失業給付(基本手当)のしくみ
    最終更新日:2026.02.01
    ざっくり言うと

    仕事を辞めると、翌月から給料がゼロになりますよね。
    次の仕事が見つかるまでの間、生活費をどうするか不安になる方も多いはずです。
    そのために用意されているのが、「失業給付(雇用保険の基本手当)」という制度です。 雇用保険に入っていれば、退職後に再就職するまでの間、給料の一部相当額が受け取れます。

    • いくら?給料のおよそ50〜80%(上限あり)
    • 何日分?90〜360日分(年齢・加入期間・退職理由による)
    • いつから?自己都合なら約1か月+7日後、会社都合なら7日後から
    • 手続きは?ハローワークに行って申し込む(自動ではもらえない)
    • 税金は?非課税(所得税も住民税もかからない)
    • 期限は?退職翌日から1年以内に受け取りきる必要がある

    注意:自動ではもらえません。ハローワークで手続きをしないと受給できません。また、病気・育児などで「すぐ働けない」状態だと対象外になることがあります(受給期間の延長という別の手続きがあります)。

    あわせて読みたい サムネイル 退職後の健康保険、どれに入るのが正解? 退職したあとの健康保険の選び方を、任意継続・国保・扶養の3パターンで比較してわかりやすく解説します。

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    そもそも、なんで退職したらお金がもらえるの?

    会社を辞めると、翌月から収入がゼロになりますよね。でも、次の仕事がすぐに見つかるとは限りません。

    「仕事を探したいのに、お金がないから焦って合わない仕事に就いてしまった」という悪循環を防ぐために、国が「再就職するまでの間、生活を支えるお金を出しますよ」という制度をつくっています。それが失業給付(基本手当)です。

    財源は、働いている間に毎月の給料から天引きされている「雇用保険料」です。在職中に少しずつ積み立てていた保険料を、失業したときに受け取るイメージです。

    在職中 給料から毎月「雇用保険料」が天引き → 積み立て 退職すると… 退職後 収入ゼロ・でも次の仕事はすぐ見つからないかも だから雇用保険から「失業給付」が出る!

    在職中に払った雇用保険料が、退職後の生活を支える

    つまり、「払ってきた分を、必要なときに受け取る」しくみです。条件さえ満たせば遠慮なく使っていい制度です。申請しないと自動的にはもらえないので、退職後はすみやかにハローワークへ。

    誰がもらえるの? 条件はあるの?

    条件は大きく3つです。全部満たしていれば、基本的にもらえます。

    1
    雇用保険に入っていた期間が足りている 退職の理由によって必要な期間が変わります。自己都合退職なら「退職前2年間で、雇用保険に入っていた月が12か月以上」。会社都合(倒産・解雇など)なら「退職前1年間で6か月以上」でOKです。
    2
    「今すぐ働ける」状態にある 「働く意思と能力がある、でも就職できていない」状態が対象です。逆に、病気・育児・留学など「すぐには働けない」場合は原則対象外になります(受給期間の延長という別の手続きがあります)。
    3
    ハローワークで手続きをした 退職しただけでは自動的にはもらえません。ハローワークに行き、求職の申込みと受給手続きをする必要があります。

    パートやアルバイトでももらえるの?

    はい、もらえます。正社員かどうかは関係ありません。週20時間以上かつ31日以上の雇用見込みがある働き方であれば、雇用保険に加入しているはずです。給与明細に「雇用保険料」が引かれていれば、加入していた証拠です。

    「加入していたかどうかわからない」という場合は、ハローワークに問い合わせれば調べてもらえます。給与明細・雇用保険被保険者証・源泉徴収票のいずれかがあれば確認できます。

    逆に、もらえないのはどんなとき?

    • 雇用保険に加入していなかった(加入期間が足りない場合も含む)
    • すぐに働ける状態にない(病気・妊娠・育児などで就職活動ができない状態)
    • 自営業の準備をしているだけで、雇用される仕事を探していない

    それ以外の方は、条件を満たしていれば基本的にもらえます。

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    いくらもらえるの? 金額の計算方法

    もらえる金額は「1日あたりの金額(基本手当日額)×もらえる日数」で決まります。

    1日あたりの金額はどう決まる?

    おおまかな計算式はこうです。

    1. 退職前6か月の給料(残業代含む・賞与除く)を合計する
    2. その合計を180で割って「1日あたりの賃金(賃金日額)」を出す
    3. 賃金日額に「給付率(約50〜80%)」をかけて「基本手当日額」が決まる

    高収入ほど給付率が低くなるしくみです。月収28万円程度の30歳の場合、1日あたり約5,000〜6,000円程度が目安になります。年齢別の上限額もあり(30〜44歳は日額8,055円が上限・2025年8月時点)、それ以上にはなりません。

    モデルケースで計算してみると

    たとえば、月収28万円・会社都合退職・30歳・加入5年の場合のイメージです。

    • 退職前6か月の給与合計:28万円 × 6か月 = 168万円
    • 賃金日額:168万円 ÷ 180 = 約9,300円
    • 基本手当日額(給付率60%として):約5,600円
    • 所定給付日数:会社都合・30歳・加入5年で約120日
    • 受け取れる総額のイメージ:5,600円 × 120日 = 約67万円

    実際の金額は個人によって異なります。正確な日額は、ハローワークで受給手続きをしたあとに交付される「雇用保険受給資格者証」に記載されます。

    税金はかかりません:失業給付(基本手当)は所得税も住民税もかかりません。全額が手取りとして受け取れます。

    何日分もらえるの? いつから受け取れるの?

    もらえる日数(所定給付日数)

    退職の理由・年齢・雇用保険の加入期間によって変わります。おおまかな目安はこちらです。

    • 自己都合退職(転職・家庭の事情など):加入10年未満で90日、10〜20年で120日、20年以上で150日
    • 会社都合退職(倒産・解雇など):年齢と加入期間によって90〜330日(会社都合の方が自己都合より多い日数になりやすい)
    • 障害などで就職が著しく困難な方150〜360日

    「会社都合と自己都合で、これだけ差が出るの?」と感じる方もいると思います。もし実際には会社から退職を促されたのに、離職票の理由が「自己都合」になっている場合は、ハローワークに実態を話すと変更できることがあります。泣き寝入りせずに相談してみてください。

    いつから受け取れるの?

    ハローワークで求職の申込みをした日の翌日から7日間は「待期期間」といって、全員もらえない期間があります。そのあとは退職理由によって変わります。

    • 会社都合退職(倒産・解雇など):待期7日が終わればすぐ支給対象になります
    • 自己都合退職:待期7日のあとにさらに原則1か月の「給付制限」があります(2025年4月以降の退職の場合。それ以前は2か月)
    いつから受け取れる? 自己都合退職の場合 ハローワーク申込み → 待期7日 → 給付制限1か月 → 受給スタート ▶ 申込みから約1か月半後が目安 会社都合退職(倒産・解雇など)の場合 ハローワーク申込み → 待期7日 → すぐ受給スタート ▶ 申込みから約1〜2週間後が目安 ※初回振込まで約1か月程度かかるのが一般的です

    退職理由によって受給開始時期が大きく違う

    受給期間(1年間)の上限に注意:失業給付は退職翌日から1年以内に受け取りきる必要があります。手続きが遅れると、その遅れた分だけ「受け取れずに終わる日数」が増えてしまいます。退職したらなるべく早めにハローワークへ行くことが大切です。

    早く就職したら「再就職手当」がもらえることも

    受給期間中に早めに就職が決まった場合、残っている給付日数に応じた「再就職手当」がもらえることがあります。残日数が多いほど多くもらえるしくみです。

    あわせて読みたい サムネイル 再就職手当ってなに?早く就職するとお金がもらえるしくみ 失業給付の受給中に早期就職が決まると、残日数に応じたお金がもらえます。計算方法と申請のしかたを解説。

    どうやって手続きするの? ハローワークに行くだけ?

    手続きは主にハローワークで行います。一度行けばあとは定期的に認定を受けるだけなので、それほど複雑ではありません。

    1
    退職後、会社から「離職票」が届くのを待つ 退職後、会社がハローワークに手続きし、1〜2週間程度で自宅に「離職票(1・2)」が届きます。これがないと手続きできないので、届かない場合は会社に問い合わせましょう。
    2
    ハローワークで求職申込み+受給手続き 離職票・身分証・マイナンバー書類・写真・通帳(口座情報)を持参して、ハローワークで手続きします。この日が「受給資格決定日」になります。
    3
    受給者説明会に出席 受給手続きのあと、失業認定のルールや求職活動の記録方法などの説明会があります。日時はハローワークで指定されます。
    4
    4週間ごとに「失業認定」を受ける 4週間に1回、指定された認定日にハローワークに行き、求職活動の実績を申告します。この認定があってはじめて、その期間分のお金が振り込まれます。
    5
    認定後、約5営業日で振込 失業認定日から概ね5営業日前後で指定口座に振り込まれます。

    つまずきやすいポイントは「退職からハローワークに行くまでの期間を空けすぎること」です。受給期間(1年間)はじわじわ消費されていくので、退職したらなるべく早く動くのがコツです。すぐ動けない事情がある場合でも、まず電話でハローワークに相談しておくと安心です。

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    こういうときどうなの?(よくあるケース)

    自己都合退職だと絶対もらえないの?

    いいえ、自己都合でももらえます。ただし、会社都合より給付日数が少なくなる場合があり、1か月の給付制限(2025年4月以降)があります。ポイントは「自己都合でも、雇用保険の加入期間さえ足りていれば受給できる」ということです。

    離職票の退職理由が「自己都合」になっているけど、実態は違う場合

    実際には会社から退職を促された(パワハラ・退職勧奨など)のに、離職票に「自己都合」と書かれているケースがあります。その場合はハローワークで実態を話すと、「会社都合」に変更されることがあります。給付日数や給付制限の有無に大きく影響するので、泣き寝入りせずに相談しましょう。

    パートやアルバイトが契約満了で辞めた場合

    「更新を希望したのに更新してもらえなかった」などの場合は「特定理由離職者」として扱われ、会社都合と同じように給付制限なしで受給できることがあります。離職票の退職理由の記載内容を確認し、実態と違う場合はハローワークに相談してください。

    病気・育児で「今すぐ働けない」場合

    すぐに働ける状態でないと失業給付の対象外になります。ただし、「受給期間の延長」という手続きをすることで、回復後や育児が落ち着いた後に改めて受給できるようになります。退職後すみやかにハローワークに相談しましょう。

    あわせて読みたい サムネイル 育休・産休中に退職したら失業給付はどうなる? 妊娠・育児で退職したときの失業給付の受給期間延長のしかたをわかりやすく解説。

    受給中にアルバイトはできるの?

    一定の範囲内ならできます。ただし、働いた日数・時間・収入によってその日の基本手当が減額・不支給になることがあります。週20時間以上の仕事は「就職」とみなされ、失業状態とは認められません。失業認定申告書への正しい申告が必須です。申告漏れは不正受給になるので必ず報告してください。

    受給中に将来の独立を考えている方は、ランサーズなどのクラウドソーシングで小さく副業を試すのもひとつの方法です(受給への影響は必ずハローワークに確認してください)。

    「傷病手当金」とか「再就職手当」とは何が違うの?

    名前が似ていて混同しやすい制度がいくつかあります。整理するとこういう関係です。

    退職・失業まわりの制度(主なもの) それぞれ目的が違うので、条件次第で複数もらえることも ← このページ 失業給付(基本手当) 雇用保険に入っていた人が、退職後に再就職するまでもらえるお金 再就職手当 失業給付の受給中に早めに就職が決まったらもらえるお金 → 残日数が多いほど、もらえる額が増える 傷病手当金(健康保険) 病気・けがで働けないときにもらえるお金 → 失業給付と同時にはもらえない(窓口も別) 求職者支援制度 雇用保険に入っていない(加入期間が足りない)人向けの職業訓練+生活支援 → 収入・資産の要件あり ※失業給付と再就職手当はセットで使う制度です

    退職・失業まわりの制度マップ

    「傷病手当金」と「失業給付」は同時にはもらえません。病気で退職した場合は傷病手当金が優先で、回復して求職活動ができる状態になってから失業給付に切り替わるのが基本的な流れです。どちらをいつ使うかの順番が重要なので、心配な方はハローワークと健康保険の窓口の両方に相談してみてください。

    雇用保険に加入していない・加入期間が足りないという方でも、「求職者支援制度」を利用できることがあります。

    あわせて読みたい サムネイル 雇用保険に入れなかった人向け:求職者支援制度とは? フリーランスや加入期間が短い人向けの職業訓練+生活支援の制度をわかりやすく解説。

    みんなが気になる Q&A

    Q. 退職してから手続きまで時間がたってしまった。もう遅い?

    A.退職翌日から1年以内であれば手続きできます。ただし、手続きが遅れた期間はさかのぼってもらうことはできず、その分の給付日数が消えてしまいます。気づいたらなるべく早めにハローワークへ行くことをおすすめします。

    Q. 自己都合退職でも給付制限が1か月で済む方法はある?

    A.2025年4月以降の退職であれば、一定の教育訓練(リスキリング)を受講する場合、自己都合退職でも給付制限が解除される場合があります。また、「正当な理由のある自己都合退職」(体調不良・ハラスメント・家族の介護など)に該当する場合は、給付制限がかからないことがあります。ハローワークで実態を話して確認してみてください。

    Q. 失業給付をもらいながら年金も受け取れる?

    A.65歳になる前にもらう「特別支給の老齢厚生年金」などと、失業給付(基本手当)は原則として同時には受け取れません。ハローワークで失業給付の受給手続きをすると、その期間中は老齢厚生年金が支給停止になるのが基本です。詳しくは年金事務所に確認してください。

    Q. 受給中にアルバイトをしたら全部もらえなくなる?

    A.全部なくなるわけではありません。働いた日数・時間・収入によってその日の基本手当が減額・不支給になる場合があります。週20時間未満・月末から見て4週間で働いた日数などが判断基準になります。必ず失業認定申告書に正直に記載してください。申告漏れは不正受給とみなされます。

    Q. 給付期間が終わっても就職できなかったら?

    A.基本手当の所定給付日数が終わっても就職できていない場合、「個別延長給付」が適用される場合があります(ハローワークの支援状況や就職困難さによります)。また、収入・資産要件を満たせば「求職者支援制度」の活用も検討できます。ハローワークに相談してください。

    Q. 海外に引っ越す予定があるけど、失業給付は受けられる?

    A.失業給付は「日本国内での就職を目指している」ことが前提です。一定期間以上の海外滞在が決まっている場合は、そもそも失業状態と認められないことがあります。海外に行く前にハローワークに事情を話して相談してください。

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    もっと詳しく知りたいとき(公式の情報)

    この記事はわかりやすさを優先して、細かいルールを省略している部分があります。最終的に正確な情報は、以下の公式サイトや、お住まいの地域のハローワークの窓口で確認してください。

    この記事は一般的なケースをわかりやすくまとめたものです。最終的な判断・必要書類は、あなたが加入していた雇用保険・お近くのハローワークの案内が基準になります。

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